日々是々日記 原智彦の「手前味噌」

お芝居のこと、お祭りのこと、大須のこと、日々思う事をポツリポツリと書かせていただきます。
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[146]春らんまん
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    冬から夏へ…

    「サムー」から「アツー」へ。

     

    変わり目が春。

    目まぐるしく景色が変わる。

     

    庭の植物。

    一気に花開くボケ、雪柳、山吹、チューリップ、ユスラ、

    クリスマスローズ、ブルーベリー、ユズ、ラン。

    食用青菜の取り残しは黄色の小花をつける。

    イチジクは「無花果」の名の通り花は見えない、

    実の中の赤いつぶつぶの実が花のつぼみか。

    3cmくらいに膨らんだから、中で花は咲いているのかな。

     

     

     

    大須の桜。

    暖かい昼に、冷たい夜。

    そのせいか夜空に浮かぶ満開の桜ごしの月がスゴイ。

    冷え冷えとモノ言わぬ月、心に残る。

     

     

    一雨ごと、強い風の吹くごとに木々は芽吹き一日一日、

    陽を増してキレイな黄緑が広がる。

    この黄緑、ほんと「目を洗われる」という言葉がふさわしい。

     

    三月冬の寒さが残り、残り少なくなった「エサ」を求めて、

    騒がしかった鳥達が四月になるとパッタリ来ない。

    外へ餌場が移ったのか。

    食べごろの青菜が黒い土を割って顔を出したのに。

    春の花が咲き始めたのに。

    と思っていたら、四月終わり頃やはり戻ってきました。

    イヤ、戻ってきたんではなく新しくやってきた。

    カラスとハトは大須在住らしいので戻ってきたが、

    メジロ、スズメらしきものは新顔だし、

    ヒヨドリみたいなのは頭がモヒカンのちょっとパンク、

    普通私がベランダに姿を現すだけで慌てて飛び立つのに、

    コイツは平気。

     

     

    2m先のブルーベリーの小さなスズランみたいな花をモーレツな勢いで喰いまくっている。

    二匹一緒、まず夫らしき方が飛来、喰い始める。

    後一匹は小屋の上で待機。

    喰い散らす勢いがスゴイので待ちきれず「コラ」とはっきり言わず、

    「ウッン」と音量は出さず気合だけはしっかり込めて足踏もうとも発する。

    二匹同時に飛び立つ。

    初めて見た鳥だ。

    きっと渡り鳥に違いない。

    二匹羽を携えてたくましく世を渡るのだ。

    でもなるべく早くこの地は離れろ、と思ってしまう。

     

    ある朝ベランダのカーテンを開けると「サッ」と黒い影が走る。

    「カラスか」と庭へ出るとブルーベリーの白い花が木下一面に散乱。

    …。

    「無残やな、落下狼藉とはこの事よな。憎っきはカラス。」

    とちょっと口に出してみる。

    願わくばスズランみたいな花の中で結果だけは済んでいておくれ。

    そして夏には黒い宝石と言われる実を付けておくれ。

    と願う。

     

    年のせいである。

    朝、庭をながめて呟いたりしてるのは。

    今はそれがウレシイ。

    「喰う」という営みが間近に見えて。

    今年一年かけて4回行うパフォーマンス「HAIKAI」。

    喰う。

    ひたすら喰う。

    身体丸ごとで喰う。

     

    週二回「丸ごと喰うケイコ」を2月より続けている。

    だんだん味がし出した。

    この先が楽しみだ。

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