日々是々日記 原智彦の「手前味噌」

お芝居のこと、お祭りのこと、大須のこと、日々思う事をポツリポツリと書かせていただきます。
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[141]寒い朝は。
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    冬は寒い。

    若いうちは冬は寒いものと余り気にもしなかったが、年をとると骨身にこたえる。

    特に朝は冷たい。

    冷たいが、今年の冬の朝は少し楽しい。

    その朝の事を書こう。

     

    朝起きると犬のフンを庭に埋める。

    庭を丁寧に掃く。

    ハーブを摘む。

    メダカの鉢を覗く。

    メダカは直径60cm位の鉢に4つ。

    1鉢に10〜15匹位。

    増えたり減ったり。

     

    春になると1mmに満たない点みたいな赤ちゃんメダカが、

    スッスッスッとせわしなく動くのがわかる。

    その前にお母さんメダカのお腹が膨れるので「もうすぐだな。」とわかる。

    半年くらいで1cm。

    3cmの成人になるのは1年位かかる。

    途中食べられたりして減る。

    死んでゆくのと新しく生まれてくるので大体バランスがとれているようだ。

    60cmの鉢の中には水草2種、巻き貝1種、それにメダカ。

    エサは日に1回バラバラとひとつまみ。

    冬、水草に隠れて姿を出さない寒さの時はエサなし。

    水は替えない、補充のみ。

    水は結構きれい。

    私は飲まないが犬は飲む。

    私の思う所、貝が町の粉塵が積もったヘドロを食べ、フンは水草の肥やしに。

    結構60cmの小宇宙はうまく循環している様だ。

    メダカは「強いな。」と思う。

    「エライな。」と思う。

    実にシンプルに「小ちゃな世界で、やりくり」してる。

     

    庭の営みが終わると、部屋の中で30〜45分原式スリスリストレッチをタラタラ行う。

    最近は脱力100%でなく、胸とお尻の筋力アップを少し加味してる。

    一年程続けて身体の動きがどうなるか試している。

     

    庭とストレッチで1時間。

    それから完全冬支度で庭に出て、コーヒーをゆっくり飲む。

     

     

    30分。

    メモ帳を横に、この30分が意外とイイ。

    部屋の外、特に冬なので冷たい。

    この冷たさが、先のメダカではないが、

    人間以外の世界に身を置く事を私の身体に意識させる。

    気がおおらかになる。

    人間が小ちゃくなる。

    庭の草木が、空飛ぶカラスが、雨が、雪が、暖かい太陽の光が、

    話しかけてくるようだ。

    今抱えている様々な問題点を、

    人間レベルでなくメダカレベルの発想で考える。

    大したことがなんでも事に思える。

    朝日がダイコンの葉を透き通り、燃えるような緑に「うん、よしっ。」と心が沸き立つ。

    最近のお気に入りの色だ。

     

    昨日の朝、空のカラスがやけに騒がしい。

    アチコチから20羽位、乱れ飛ぶ。

    ナニか取り合うのか、ナニか訴えるのか、罵るのか、

    上へ下へ右へ左へ空を舞う。

    目の先を超低空飛行。

    きれいだ。

    「カラスのダンス」だ。

    30秒ほど。

    本当は5秒だったかもしれない。

    白味がかった青い空に黒のカラスが舞う。

    写す暇はない。

    脳内スクリーンの映像をさっそく脇のメモ帳に写す。

    意外とうまく描けた。

     

     

    しかし今日はカラスが庭のダイコンの葉を食べてたな。

    一本一本丁寧に茎だけ残して。

     

     

    「お前、本当はその茎がウマイのだぞ。」と教えたらんといかんな。

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