日々是々日記 原智彦の「手前味噌」

お芝居のこと、お祭りのこと、大須のこと、日々思う事をポツリポツリと書かせていただきます。
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[124]ポップな日本庭園
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    先日、名古屋市博物館へ行った。
    展示してあった横井庄一さんの服に嬉しくなって表へ出た所、
    大きい日本庭園があり、モミジの葉が色づき始めていた。
    でも何か変。異様な感じ。
    近くへ寄るとこうだ。
    緑と赤は補色、反対の色だ。
    緑から赤へ直接色変わりしている。
    普通は緑黄柿赤色へ変化する。
    「秋の色変わりはこうです。」と脳はしつけられているので、
    二色で変化する様は異と思えるのだろう。
    それはそれで不思議な美しさ、深みのある美しさでもあった。

    この庭は古いものではなく38年前、開館と同時にできた。
    たぶん名のある人の作ではなく、庭職人の腕を存分にふるって作られたものと思われる。
    ポップな日本庭園なのだ。
    ダイナミックである。
    日本庭園なのに日本「らしさ」がない。
    観念や情念の起こるスキを与えない、アッケラカンとノー天気。
    思考を止めさせポケーとなるしかないお庭だ。
    だからポケーと日々過ごしたい私好みのお庭なのである。
    庭のモミジの異様な日本離れした色模様もこの庭の風格にふさわしい。
    昼の太陽を浴びたポップアートの世界と違って、
    夕暮れの逆光のビルを背景にした庭はシュールな感じもした。

    | hara-art | 原智彦の「手前味噌」 | 18:14 | comments(0) | - | - |









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